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日経平均は続伸、大商いで史上最高値に接近 半導体関連への売りで伸び悩み

発行済 2024-02-16 15:55
更新済 2024-02-16 16:00
© Reuters.  2月16日 東京株式市場で日経平均は、前営業日比329円30銭高の3万8487円24銭と続伸して取引を終えた。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2024年 

Mayu Sakoda

[東京 16日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比329円30銭高の3万8487円24銭と続伸して取引を終えた。米株高の流れで買いが優勢となり連日でバブル崩壊後の高値を更新、一時は史上最高値まで50円に迫った。東証プライム市場の売買代金は7兆円に迫り、大商いとなった。買い一巡後は半導体関連株が利益確定売りに押され指数も上げ幅を縮小したが、史上最高値の更新は時間の問題との見方が多い。

早期利下げ観測の再燃による米株高の流れで、日経平均は359円高でスタート。その後も上値を伸ばし、一時707円高の3万8865円06銭まで上昇し1989年12月に付けた終値ベースの最高値(3万8915円87銭)に迫った。

買い一巡後は日経平均の主導役だった指数寄与度の高い半導体関連株が弱含み、指数も伸び悩んだ。市場では「週末要因もあり、高値を付けた後は利益確定売りに転じやすい」(国内証券ストラテジスト)との声があった。

TOPIXも続伸し、1.27%高の2624.73ポイントで取引を終え、同じくバブル後高値をを更新した。東証プライム市場指数は前営業日比1.27%高の1350.82ポイント。プライム市場の売買代金は6兆7212億0300万円と、6営業日連続で5兆円上回った。昨年来で売買代金上位2位となった。

来週は米エヌビディアが21日(日本時間22日早朝)に決算を控えており、市場では関心が高まっている。アイザワ証券の坂瀬勝義市場情報部長は「最近、人工知能(AI)モデルの開発に関するポジティブな材料が増えており、需要が再加速するとの思惑が広がっている」と指摘。エヌビディアの決算後に主力の半導体関連株が急騰するとの見方から、日経平均は来週にも史上最高値を更新するとの期待が高まっているという。

主力株では、ファーストリテイリング、リクルートホールディングス、バンダイナムコホールディングス、中外製薬がしっかり。トレンドマイクロが17%超安、レーザーテックは4%超安と大幅に下落した。ソフトバンクグループも2%超安だった。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が3.8%高の753.25ポイントと大幅に4日続伸した。ジーエヌアイグループ、ウェルスナビが18─20%高となり、指数を押し上げた。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1391銘柄(83%)、値下がりは237銘柄(14%)、変わらずは29銘柄(1%)だった。

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