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アイ・エス・ビー Research Memo(8):17年12月期に新事業の売上高14億円を計画、今後の展開に期待

発行済 2015-09-30 16:15
更新済 2015-09-30 16:33
アイ・エス・ビー Research Memo(8):17年12月期に新事業の売上高14億円を計画、今後の展開に期待
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■新事業の紹介 (6)新事業の業績貢献見通し 前述のように、アイ・エス・ビー (TOKYO:9702)では新事業の売上高について、2015年12月期は235百万円、2016年12月期は850百万円、2017年12月期は1,400百万円、と計画している。
これらの売上高の製品別内訳について、詳細は明らかにされていない。
2015年12月期はリリースされた納入実績などから推測するに、主としてWi-SUN/dataSamplrとL-Shareがけん引しているとみられる。
2016年12月期と2017年12月期については、前述の2つに加えてfineRezeptと公共ブロードバンド無線通信システムが加わってくることで新事業の売上高が加速すると計画されている模様だ。
fineRezeptが来期の業績に貢献してくるという見方には違和感がない。
他方、公共ブロードバンド無線通信システムについては需要先の予算の関係や競合メーカーの存在もあるため、どこまで納入実績を積み上げられるか不透明な要素も多いというのが弊社の率直な感想だ。
同社は創業以来、大手電機メーカー・SI企業を主要な顧客として事業を行ってきた。
しかしながら現在同社が強化中の新事業は、最終需要家を直接の顧客とするものが多い。
同社が、そうした最終需要家に効率的にアプローチし、販売するための人的資源や営業ノウハウを十分に有しているのかという点については、まだ十分なデータが伴っていないため評価が難しい。
弊社では、営業戦略についても、同社がこれまで行ってきた大手法人向け対応とは大きく異なる新たな試みの導入も検討に値するのではないかと考えており、今後の同社の事業展開を、期待をもって注意深く見守っていきたいと考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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