[ベンガルール 26日 ロイター] - インドの新興財閥アダニ・グループの防衛部門、アダニ・ディフェンス・アンド・エアロスペース(ADA)は26日、弾薬とミサイルの製造に300億ルピー(3億6210万ドル)強を投資する計画を発表し、北部ウッタルプラデシュ州にある2つの広大な生産施設を公開した。
ADAはこの施設でインドの軍隊、準軍事的組織と警察向けに「あらゆる種類の弾薬」を製造し、4000人以上の雇用を創出する。
既に小口径弾薬1億5000万発の生産を開始。これはインドの年間需要の25%を占めると推計される。
施設にはミサイルと精密誘導兵器の爆発物処理設備も備える予定。
アダニは2022年、ウッタルプラデシュ州投資家サミットでこの施設の開設を発表した。
世界最大の武器輸入国であるインドは、新興の自国防衛産業を後押ししている。