David Shepardson
[ワシントン 28日 ロイター] - 米共和党のホーリー上院議員は28日、中国製自動車に対する関税を引き上げる法案を提出した。バイデン大統領は中国により「生存の危機にさらされている」米自動車労働者を守るための措置を講じるべきと訴えた。
法案は基本関税率を2.5%から100%に引き上げる。これにより中国から輸入する自動車の関税は27.5%から125%に上昇する。また中国系メーカーがメキシコで組み立てた自動車にも100%の関税引き上げを適用する。
自動車業界関係者がロイターに語ったところによると、バイデン政権は中国製電気自動車(EV)に対する関税の引き上げを検討している。
在米中国大使館は自動車輸出について、「中国製造業の質の高い発展と強力な技術革新を反映している」と述べた。