［１日 ロイター］ - 米航空機大手ボーイングが、主要サプライヤーで元子会社の航空機部品スピリット・エアロシステムズの買収に向けた協議を進めている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）が１日、関係筋の情報として報じた。
両社はともに、ボーイングの旅客機「７３７ＭＡＸ」に絡む一連のの品質問題に直面している。
報道によると、スピリット・エアロシステムズは現金フローが悪化する中、戦略的選択肢を検討するため金融機関を起用し、ボーイングと予備協議を行ったという。
報道を受け、スピリット・エアロシステムズの株価は一時１６％超急伸。ＬＳＥＧのデータによると、過去５年間では７０％超値下がりしている。
一方、ボーイングの株価は１％超下落した。