岩谷産業 (TOKYO:8088):636円(前日比-82円) 下落率トップ。
前日にCBの発行を発表、潜在的な希薄化を嫌気する動きになっている。
CBで300億円を調達、水素関連の設備投資や買収資金などに振り向けるもよう。
転換価額は740円となっており、前日終値からのアップ率は3.06%に。
また、潜在株式数の比率は16.46%になるようだ。
アップ率が低水準でもあり、ストレートに希薄化を織り込む動きとなっている。
ヤマダ電機 (TOKYO:9831):533円(前日比+33円) 大幅反発。
モルガン・スタンレー証券では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も550円から670円に引き上げており、買い材料視されているもようだ。
歴史的な戦略転換の断行により、閉店や売場・人事制度改革が連携しての利益創出にスピード感が出てきたと評価。
株式市場は改革効果を過小評価しているとしている。
なお、前日に収益予想を上方修正したヤマダエスバイエルも買い優勢。
村田製 (TOKYO:6981):15765円(前日比-675円) 売り優勢。
みずほ証券が投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に格下げ、目標株価も19000円から13000円に引き下げていることが売り材料につながっている。
みずほ証券では、スマホ市場の15年後半以降の減速予想を再確認、業績予想を下方修正しているもよう。
中国スマホ市場のピークアウト感が一段と強まっているほか、買替需要や部品点数増加のペースは鈍化していく可能性があるとしている。
浜松ホト (TOKYO:6965):2918円(前日比+98円) 買い優勢。
ニュートリノに重さがあることを証明した東京大宇宙線研究所所長の梶田氏がノーベル物理学賞を受賞した。
同社は観測装置スーパーカミオカンデの目となる「光電子増倍管」を手掛けており、2002年に小柴氏がノーベル賞を受賞した際にも話題となった銘柄である。
ニュートリノ、カミオカンデ関連としては他に、プラズマ、三井造船、オルガノなどが関連銘柄として挙がっている。
サダマツ {{|0:}}:281円(前日比+16円) 大幅に3日続伸。
15年8月期業績の修正を発表している。
売上高見通しを従来の88.00億円から91.84億円(前期は82.12億円)へと引き上げる一方、営業利益見通しを2.00億円から1.26億円(同1.84億円)へと引き下げた。
ただ、14年9月-15年5月期(第3四半期累計)の営業損益は1.49億円の赤字(前年同期は1.32億円の黒字)で推移していたため、今回の下方修正でアク抜けとも捉えられているようだ。
APLIX {{|0:}}:762円(前日比+49円) 急反発。
同社のIoTソリューションと、リクルートHD (TOKYO:6098)が保有する「グルメ」「旅行」「天気」「占い」等の多彩な情報コンテンツを融合させたコーヒープロジェクトの実証実験を開始したと発表している。
APLIXの「お知らせビーコン」が内蔵されたコーヒーメーカーを用いたモニターによる実証実験を行う。
なお、今回のコーヒープロジェクトの事例は、本日7日から開催される「CEATEC JAPAN 2015」で動体デモを用いて展示するという。
アイサンテクノ {{|0:}}:2450円(前日比+160円) 連日の大幅高。
前日までの3営業日で計988円上昇しているが、本日も買いが先行している。
トヨタ自 (TOKYO:7203)が6日、高速道路上で車線変更や合流、追い越しができる市販車を20年ごろに発売すると発表したことが刺激材料となっているようだ。
政府が20年に開催する東京オリンピックを睨み、自動運転車の育成を官民一体で進める方針を示していることも追い風となり、関連銘柄としてアイサンテクノへの関心が高まっている。
レイ {{|0:}}:248円(前日比+50円) ストップ高。
16年2月期の上期及び通期業績予想を上方修正している。
上期営業利益見通しは従来の1.60億円から3.29億円(前年同期は1.61億円)、通期見通しは5.00億円から6.00億円(前期は5.01億円)へと引き上げた。
ポストプロダクション部門は不調だったものの、映像機器レンタル部門が好調で、その他2部門も堅調に推移しているという。
また、人員強化が遅れ、人件費が想定を下回ったほか、経費コントロールの徹底を図った。