🟢 市場は上昇しています。当社コミュニティの12万人を超えるメンバーは、すべてそれにどう対応すべきか知っています。
お客様もお分かりですよね。
40%割引で開始

カドカワドワンゴ<9468>ポータル事業は書籍IP 事業と並ぶ収益柱の事業

発行済 2015-10-08 10:31
更新済 2015-10-08 10:33
カドカワドワンゴ<9468>ポータル事業は書籍IP 事業と並ぶ収益柱の事業
9468
-
ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』9月7日放送において、カドカワドワンゴ (TOKYO:9468)を取り上げている。
主な内容は以下の通り。
■事業概要 同社グループは、事業を行うKADOKAWA やドワンゴなどの連結子会社33社と持分法適用会社13 社で構成されており(2015 年3 月末時点)、書籍IP 事業、情報メディア事業、映像IP 事業、ポータル事業など8 つの事業を展開している。
2015 年3 月期(6 ヶ月変則決算) における売上構成は、書籍IP 事業37.3%、情報メディア事業15.8%、映像IP 事業15.1%、ポータル事業9.4%。
■主力事業 主力は書籍IP 事業。
紙媒体の単行本、文庫、ライトノベル、コミックスなどの書籍に加えて、電子書籍の出版・販売等を行う。
紙媒体の書籍販売はメディアミックスによる作品展開で数多くの実績があるほかライトノベルは業界トップを誇る。
長年にわたりマーケティングに基づいた製作・出荷の適正化に取り組んでおり、書籍の返品率(2014 年度35.8%) は業界平均(同37.5%) を下回る構造を確立している。
電子書籍に関しては、直営の電子書籍配信プラットフォーム「BOOK ☆ WALKER」で販売するほか、「ニコニコカドカワ祭り」の実施や新刊同時発売などを行うことにより、Amazon Kindle など、外部の電子書籍ストアでの販売拡大にも注力している。
2015 年6 月末時点における累計電子書籍化点数は34,642 点にのぼり、既刊本の電子化はほぼ完了している。
■情報メディア事業 「ザテレビジョン」、「ファミ通」、「レタスクラブ」など雑誌やムック誌のほか、「週刊ジョージア」、「ひかりTV ガイド」などのカスタムメディア、雑誌及びWeb 広告の販売などを手掛ける。
既存紙媒体のネット・デジタル化に伴い主力の雑誌の販売収入の低迷とそれに伴う広告販売の減少が続く厳しい環境に対応すべく、不採算部門の整理、合理化を行うと同時に、ゲーム情報ポータルサービスのローンチに向けた取り組みを始めるなど、紙媒体からデジタルメディアへの移行にも積極的に取り組んでいる。
なお、雑誌の返品率は33.6% と書籍と同様に業界平均40.2% を下回る水準を確保している。
■ポータル事業 ポータル事業は書籍IP 事業と並ぶ収益柱の事業。
動画コミュニティサービス「niconico」は、ニコニコ動画、ニコニコ生放送、ニコニコ静画などの様々なサービスを提供。
売上は、動画や生放送を快適に視聴できるプレミアム会員収入、ウェブサイト上のバナーなどの広告収入、有料動画などの視聴に利用するポイント収入などからなる。
2015 年3 月期末時点のプレミアム会員数は244 万人(2015 年6 月末248 万人)、一般登録会員数は4,706 万人(同4,917 万人)であったが、プレミアム会員数は7 月に250 万人を、一般登録会員数は8 月に5,000 万人をそれぞれ突破している。
■2016 年3 月期会社計画 売上高は2005億円、営業利益は7,000 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は4,000 百万円を見込む会社計画。
セグメント別に見ると、15 年3 月期(6 ヶ月決算) 比較で書籍IP 事業、映像IP 事業、ポータル事業、モバイル事業で黒字継続、ゲーム事業、その他事業は黒字転換、情報メディア事業とライブ事業の赤字継続という計画となっている。
また、情報メディア事業の赤字額は、構造改革効果の顕在化などを見込むため、15 年3 月期(6 ヶ月決算) 並みの水準にとどまり、縮小トレンドに転換すると予想している。
■株主還元制度 16 年3 月期は20 円、配当性向35.7% を計画している。
更に、株主還元の一環として、配当金に加えて、自社株買いを実施している。
8 月に取得予定株式数3,000 千株(上限、自己株式を除いた発行済株式数に対する割合4.24%)、取得価額の総額5,000 百万円、取得期間2015 年8 月10 日から10 月30日までを発表、自社株買いに着手している。
また、株主優待も行っている。
その内容は、100 株以上を1年以上継続して保有(株主名簿に連続3 回以上記載) した株主に対して、自社子会社の文庫3 冊または新書3 冊または単行本2 冊または映画チケット2 枚または、電子書籍購入ポイント2,500 ポイント付与またはDVD ・ブルーレイ1 セットを贈呈。
3 年以上継続して保有(株主名簿に連続7 回以上記載)した株主は、自社子会社の文庫2 冊または単行本1 冊または映画チケット1 枚または電子書籍購入ポイント1,500 ポイントが追加されることになっている。
ラジオNIKKEI マーケットプレス 『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます