David Shepardson
[ワシントン 15日 ロイター] - 米ボーイングは15日、同社の中型機「787」が飛行中に機体が急降下する事故が発生したことを受け、787を運航する航空会社に操縦室の座席のスイッチを点検するよう要請した。
南米ラタム航空の運航機は11日、シドニーからニュージーランドに向けて飛行中、機体が急降下し、約50人が負傷した。
航空業界誌エア・カレントは13日、操縦席の動きがこの事故の調査で焦点になると報じた。
ボーイングは操縦室のスイッチの保守点検の詳細を記した2017年報告書について航空各社に再確認したと明らかにした。
「次回のメンテナンス時に点検を行うことを推奨している」と説明した。