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再送-信越化学、4―6月期は13%減益見通し 市場予想を下回る

発行済 2024-04-25 17:30
更新済 2024-04-25 18:09
© Reuters.

(文中の表記を修正して再送します)

[東京 25日 ロイター] - 信越化学工業は25日、2024年4―6月期の連結営業利益が前年比13.5%減の1650億円を見込むと発表した。IBESがまとめたアナリスト3人のコンセンサス予想の連結営業利益の平均値は1818億円で、会社計画はこれを下回っている。

塩化ビニール樹脂などの生活基盤材料は1―3月期比減益を見込む一方で、半導体シリコンなどの電子材料は増益、前期にシリコーン製造設備で減損を計上した機能材料事業も増益計画となっている。斉藤恭彦社長は決算説明会で「か性ソーダの市況は確実に上向いてきている。か性ソーダ、塩化ビニールともに、引き続き、価格が中心テーマ」と述べた。

電子材料の市場は回復しつつあるものの、品種や用途、客先ごとに回復は一様ではないという。

通期見通しは公表していない。アナリスト18人のコンセンサス予想の連結営業利益の平均値は8366億円で、前期比増益見通しとなっている。

配当政策について、斉藤社長は「これまで中長期的に安定して配当性向35%めどとしてきたが、今後は40%を念頭に上げていく」と述べた。また、総還元性向も意識しており、自社株買いなども適宜判断していくとも述べた。

24年度の投資額は4400億円(前期は4068億円)、減価償却費は2400億円(同2276億円)。投資には、三益半導体工業を完全子会社化するための資金も含まれている。三益半導体については、完全子会社化して体制の強化を図る一方で、信越ポリマーの完全子会社化は「考えていない」とした。

24年3月期の連結営業利益は同29.8%減の7010億円で会社予想の7000億円と同水準だった。塩化ビニールは、中国メーカーからの輸出圧力が強い状況が続いており、大幅な減収減益となった。一方、半導体市場は、底打ちの兆しが見え、小幅な減収減益にとどまった。

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