[日本インタビュ新聞社] - ■2.19億件の決済データを安全かつ安定処理
ネットスターズ<5590>(東証グロース)は5月9日、Web3.0基盤「Tusima」を用いた金融業界向けの次世代取引処理インフラのPOC実証実験に成功したと発表。この実証実験は、Web2.0とWeb3.0の技術的境界を越えた新たなインフラ構築を目指し、2.19億件に及ぶ大規模データの安定的かつ安全な処理を実現したものである。
実証実験では、データ改ざん防止、決済取引データのリアルタイム照合、安全な取引履歴の保存が成功。また、最高TPS12,000、半年間で2.19億件を処理する高性能トランザクション処理能力と長期間に亘る安定性が実証された。TEE技術による検証データのプライバシー保護も行われた。
「Tusima」は、Web3.0の基盤システムで、コンセンサスメカニズムによる取引の安全性と信頼性、EAL4に準拠した高いセキュリティ機能とプライバシー保護を実現している。ネットスターズは、この実証実験を通じて、金融業界におけるブロックチェーン技術の応用可能性が飛躍的に高まる成果を得たとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)