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大幸薬品 Research Memo(1):クレベリン商品群充実、店頭販売が好調

発行済 2015-12-14 08:04
更新済 2015-12-14 08:33
大幸薬品 Research Memo(1):クレベリン商品群充実、店頭販売が好調
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大幸薬品 (T:4574)は「正露丸」「セイロガン糖衣A」を中心とする医薬品事業と、ウイルス除去・除菌・消臭製品「クレベリン」シリーズを中心とした感染管理事業を展開している。
11月12日に発表された2016年3月期の第2四半期(2015年4月−2015年9月)決算は、売上高が前年同期比11.3%減の3,238百万円、営業利益が同59.0%減の397百万円、経常利益が同62.5%減の405百万円、四半期純利益が同82.4%減の123百万円となった。
感染管理事業は、売上高は若干出遅れているものの、前年同期に返品調整引当戻入益を計上した反動や、広告宣伝費や研究開発費などの増加は期初想定どおりであり、利益面でほぼ予算どおりに推移したもようだ。
2016年3月通期の業績見通しは売上高で前期比2.5%増の9,200百万円、営業利益が同39.4%減の1,550百万円と増収ながら減益が予想されている。
ただし、売上高、コストともに一時的な要因が多いことは認識しておく必要があろう。
医薬品事業は国内を中心に安定感があるため、3Q以降のインフルエンザシーズンに最需要期をむかえる感染管理事業がどこまで伸びるかが計画達成のカギとなろう。
中長期の方向性として、同社が新たな空間除菌装置として開発を進める新製品「クレベリンLED」(家電組み込みタイプ)や新製品「クレベリン パワーセイバー」(ペンタイプ)は、発売開始後の出足は順調のもようだ。
特にクレベリンLEDは市場規模は数千億円が見込まれ、わずかなシェアが取れたとしても感染管理事業の業容拡大に大きく貢献する製品になると言えよう。
二酸化塩素による感染管理のトップメーカーとして医師などの感染症専門家・医療機関、行政当局およびメディアなどとのコミュニケーションを継続し、クレベリンブランドの向上に取り組む。
■Check Point ・2016年3月期計画達成のカギは、需要期を迎える感染管理事業の伸び ・クレベリンの新製品(家電組み込み、ペンタイプ)の出荷開始、出足好調 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

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