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大幸薬品 Research Memo(2):2Q減収減益も、要因は一過性(医薬品:中国ライセンス、感染管理:流通在庫)

発行済 2015-12-14 08:17
更新済 2015-12-14 08:33
大幸薬品 Research Memo(2):2Q減収減益も、要因は一過性(医薬品:中国ライセンス、感染管理:流通在庫)
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■決算動向 (1) 2016年3月期の第2四半期決算 11月12日に発表された大幸薬品 (T:4574)の2016年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比11.3%減の3,238百万円、営業利益が同59.0%減の397百万円、経常利益が同62.5%減の405百万円、四半期純利益が同82.4%減の123百万円となった。
セグメント別の業績は、医薬品事業が売上高で前年同期比2.9%減の2,960百万円、営業利益で1,198百万円(前年同期は1,342百万円)、感染管理事業が売上高で同55.1%減の265百万円、営業損益で265百万円の赤字(前年同期は181百万円)となり、どちらの事業も減収減益となった。
医薬品事業の国内売上高は、堅調に推移し前年同期比3.1%増の22億50百万円となった。
インバウンド需要の影響などもあり、正露丸、セイロガン糖衣Aともに売上を伸ばし、店頭市場シェアは50%を維持している。
医薬品事業の海外売上高は、中国における5年に1度のライセンス更新手続に伴う出荷制限の影響もあり、前年同期比66.9%減の99百万円となった一方、香港では円安効果もあって同16.6%増の479百万円となった。
海外全体では前年同期比17.9%減の709百万円である。
なお、中国向けの出荷は計画どおりであり、3Q以降で臨時ライセンス利用による売上を見込んでいる。
感染管理事業は、店頭販売が対前年同期比39%増で推移しており好調であったが、前期末に増加した流通在庫の消化に留まったことから売上が減少し、前年同期比55.1%減の265百万円となった。
なお、2Q末の流通在庫水準はほぼ正常水準に戻っていることから、3Q以降の需要期における店頭販売増加に伴い、売上の持ち直しが期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

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