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29日の米国市場はハイテクが買われたほか、原油相場の上昇が好感されてNYダウは192ドル高となっている。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円高の19105円となり、日経平均はこれにさや寄せする格好からギャップ・アップからのスタートとなろう。
足下で節目の19000円がやや上値抵抗として意識されていたこともあり、これを突破してくることから、短期的なショートカバーも入りやすい。
また、米国市場の流れを引き継ぐとなると、米アップルのiPhone減速懸念から低迷していた電子部品株などや原油上昇を受けた資源関連株などへの物色が意識されよう。
その他、個人主体の物色については、掉尾の一振を意識した流れから、日水 (T:1332)、東京ドーム (T:9681)等の動向や、自動運転車、フィンテック、ドローンといった2016年を意識したテーマ株が注目されよう。
市場参加者は限られているため、日経平均は19000円処でのこう着になりそうだが、個人主体の物色は一部で活発となろう。