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O2Oマーケティングを実行するには、店舗はまずオリジナルでアプリを開発してApp StoreやGoogle Playに公開し、それを消費者にダウンロードしておいてもらう必要がある。
その上でクーポンやイベント情報などをアプリに配信していくという流れだ。
同社のAppGooseは1)オリジナルアプリを持たない店舗に対して、同社が用意する「GOOSEE」アプリを通じてクーポンやイベント情報などを配信できる、2)オリジナルアプリでO2Oマーケティングをしたい店舗に対しては簡単にオリジナルアプリが作成できる(その上でオリジナルアプリを通じてクーポンや情報を配信できる)、という2つのメリットを提供するサービスだ。
同社の事業モデルは、イニシャル費用と月々の利用料という形態で店舗に販売するというものだ。
2016年3月期第2四半期の売上高はまだ数千万円程度にとどまっているようだが、第1四半期から時間を追って売上高が拡大してきているもようだ。
また、AppGooseもActiBookやCOCOARと同様の高利益率商材と考えられ、売上高が一定規模に達した時の利益貢献度は非常に高くなると期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)