■決算概要
(1) 2015年12月期通期(2015年1月−12月期)決算(連結)
2016年1月29日に発表されたMonotaRO (T:3064)の2015年12月期通期決算(連結)は、売上高が前年同期比28.1%増の57,563百万円、営業利益が同63.9%増の7,087百万円、経常利益が同63.6%増の7,120百万円、当期純利益が同74.5%増の4,439百万円と大幅増収増益となった。
売上面では、TVCMの放映地域・頻度を増やしたことやリスティング広告の拡大などにより、新規顧客が増加したことが大きく貢献した。
また、尼崎物流センターが本格稼動し顧客にとっての利便性が増したこと(在庫点数増、一括納品、納期短期化等)や春カタログの創刊効果により既存顧客の顧客単価も増加した。
売上総利益の面では、仕入価格及び売価の最適化、在庫商品拡大による配送効率改善、ロイヤリティ収入の増加により売上総利益率30.1%(前期比で1.3ポイント改善)を達成した。
販管費においては、広告宣伝費は戦略的に増加させたものの、物流関連の人件費や賃借料が対売上比で減少し、販管費率は17.8%と同1.4ポイント改善した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
売上面では、TVCMの放映地域・頻度を増やしたことやリスティング広告の拡大などにより、新規顧客が増加したことが大きく貢献した。
また、尼崎物流センターが本格稼動し顧客にとっての利便性が増したこと(在庫点数増、一括納品、納期短期化等)や春カタログの創刊効果により既存顧客の顧客単価も増加した。
売上総利益の面では、仕入価格及び売価の最適化、在庫商品拡大による配送効率改善、ロイヤリティ収入の増加により売上総利益率30.1%(前期比で1.3ポイント改善)を達成した。
販管費においては、広告宣伝費は戦略的に増加させたものの、物流関連の人件費や賃借料が対売上比で減少し、販管費率は17.8%と同1.4ポイント改善した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)