(内容を追加しました。) [ニューヨーク 24日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード ダウ工業株30種 17515.73 +13.14 +0.08 17485.33 17517.14 17399.01 .DJI 前営業日終値 17502.59 ナスダック総合 4773.51 +4.64 +0.10 4743.36 4773.51 4734.77 .IXIC 前営業日終値 4768.86 S&P総合500種 2035.94 -0.77 -0.04 2032.48 2036.04 2022.49 .SPX 前営業日終値 2036.71
米国株式市場は終盤にかけて切り返し、主要株価指数はほぼ横ばいで終了した。週間ではこれまで5週 連続で上昇していたが、ドル高を受けて商品関連株が売られたことから今週は下落に転じた。 米国株は今週、米連邦準備理事会(FRB)当局者の利上げに前向きな発言を受けて下げ始めた。この 日のセントルイス地区連銀のブラード総裁の発言も、年内に利上げが少なくとも2回実施される可能性があ るとの見方を強めるものだった。 利上げ観測が高まり、ドルは5営業日続伸。ドル高が重しとなり、石油株や素材株が売られた。 金融のウェルズ・ファーゴ WFC.N は、UBSが「売り」の投資判断でカバーを開始したことを嫌気し て下落。JPモルガン・チェース JPM.N 、シティグループ C.N も売られ、S&P金融株指数 .SPSY は0 .65%安とセクター別指数の中で最も大きく下げた。 半面、ヤフー YHOO.O は0.2%上昇。物言う株主として知られる米ヘッジファンドのスターボード・ バリューはヤフーの全取締役の更迭を目指し委任状争奪戦を開始した。 事務用品販売のステープルズ SPLS.O は7%高。米裁判所の判事がステープルズによるオフィス・デポ ODP.O 買収を阻止しようとする米連邦取引委員会(FTC)の法廷戦術を批判したとの報道が材料視され た。