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能美防災 Research Memo(11):2016年3月期は現中期経営計画の最終年度

発行済 2016-03-25 17:57
更新済 2016-03-25 18:00
能美防災 Research Memo(11):2016年3月期は現中期経営計画の最終年度
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■能美防災 (T:6744)の中期成長戦略 現在進行中の中期経営計画「project27−輝く創立100周年に向けて−」(2014年3月期−2016年3月期)では、ビジョンとして3つのキーワード「商品力」「人材力」「組織力」で「輝く企業」を目指すとしている。
そして重点施策としては、収益力の強化(基幹事業の体質強化、増収増益基調の確保、販管費比率の低減)、リニューアルの強化(提案営業の強化、代理店等への支援強化)、サービスビジネスの強化(メンテナンスの拡大、顧客密着によるサービス力の強化)、海外事業の拡大、連結経営の強化(グループの連携強化及び目標管理の充実)、物づくり機能強化と迅速な市場投入(基礎技術や基礎研究の着実な導入と推進、営業戦略と連携した研究・開発、新商品の迅速な市場投入及び商品としての育成)、生産・物流のQ・C・D競争力強化、人材育成の強化、CSRの強化という9項目を掲げている。
なお海外については、台湾(台湾能美防災)、中国(上海能美、能美保利・北京)、インド(能美防災インド)に展開している。
1997年には中国・上海工場が竣工している。
2016年3月期は現在進行中の中期経営計画「project27−輝く創立100周年に向けて」の最終年度となり、5期連続の増収増益と初の連結売上高100,000百万円を目指している。
2017年3月期からの次期中期経営計画にも期待したい。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)

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