以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人ブロガー三竿郁夫氏(ブログ「JapanInside Thailand -真の日タイ連携を目指して- 」を運営)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
---- 「スマホアプリをブランディングに活用する新潮流!」 ご存知の通り、近年のIT革新が、企業の広告宣伝費の配分を変えてきた。
新聞・雑誌・TVへの広告宣伝費への配分比率が、ネット関連(グーグル、Facebook、Line、Amazon、Yahoo、楽天等)にシフトしてきている。
これらの広告収益モデルのネット会社の急成長は、宣伝広告費がそこにシフトしていることの証拠である。
そんな折、IT革新に不案内な企業、決断スピードの遅い会社は、戸惑いを隠せず、ただただ、業界の流れに取り残され、マーケティング力ひいては競争力を失っていく厳しい時代になった。
“多くのエンドユーザー・ステークホルダーが何に時間を多く費やし、どうやって、情報を得ているのか”というポイントをつかんでいれば、ITは単なるツールであるから、経営者は方向性を示し適切なスタッフと予算だけ決めれば良い。
東南アジアを旅するたびにスマホの使用比率に驚かされる。
先進国に比べ明らかにPC使用時間が少なく、その分スマホ使用時間が多い。
その流れはどんどん加速している。
そのことは百も承知で、素早い会社はスマホ対応のホームページに設計変更すると同時に、Facebook、Line、Youtubeのページ等色々な手段でそれらのツールとの連携をはかっている。
ただ、何が本当に効果があるのか、カットアンドトライの状況の企業が多いだろう。
その中で、本記事で強調したいトレンドは、マーケティング先進企業がスマホアプリを企業のリピートファンの入り口として位置づけ、商品紹介、販売だけでなくブランディング目的の活用に力を入れ始めた点である。
< スマホアプリでブランディングする例 > ・ユニクロ (T:9983)の日常に寄り添う「UNIQLO CALENDAR」「UNIQLO WAKE UP」「UNIQLO RECIPE」「UNIQLO ユニクロック」 ・トヨタ (T:7203)の「車の妖精ドライブおやじ」 ・平凡社の「72 seasons」 ・キユーピー (T:2809)の「3分クッキング」 ・電通 (T:4324)の「きんちょうほぐほぐ」 もちろん、ホームページへのリピーターの入り口として、商品の紹介、販売等のアプリは重要であるが、視点を変えた「ブランディング」に徹した戦略も今後重要になる。
スマホアプリの最大の長所は、 (1)閲覧者にとって会員登録のいらない「ゆるい関係」で、いつでもダウンロードや削除ができて、プッシュ通知で欲しい情報を受け取れること。
(今やPCで個人情報を入力したくないし、それが面倒だと考える人が増えている。
) (2)情報発信者にとって、興味を持ったヒット率の高い閲覧者にプッシュ通知で情報を供給できることとリピーターを気楽にどこでもホームページへ導けること。
(お気に入りから探してホームページを見るのに比べて明らかに便利) これまで開発費が高く、Apple/Androidの公式登録に手間がかったスマホアプリだが、ユーザーインターフェイスの進んだ低価格のアプリ開発インフラも整いつつあるので、今後は上記のような大企業だけでなく、中小企業、お店、士業、個人に至るまでスマホアプリでブランディングする時代も近いと思われる。
---- 執筆者名:三竿郁夫 JI Solution Japan 代表 ブログ名:「Japan Inside Thailand -真の日タイ連携を目指して- 」
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
---- 「スマホアプリをブランディングに活用する新潮流!」 ご存知の通り、近年のIT革新が、企業の広告宣伝費の配分を変えてきた。
新聞・雑誌・TVへの広告宣伝費への配分比率が、ネット関連(グーグル、Facebook、Line、Amazon、Yahoo、楽天等)にシフトしてきている。
これらの広告収益モデルのネット会社の急成長は、宣伝広告費がそこにシフトしていることの証拠である。
そんな折、IT革新に不案内な企業、決断スピードの遅い会社は、戸惑いを隠せず、ただただ、業界の流れに取り残され、マーケティング力ひいては競争力を失っていく厳しい時代になった。
“多くのエンドユーザー・ステークホルダーが何に時間を多く費やし、どうやって、情報を得ているのか”というポイントをつかんでいれば、ITは単なるツールであるから、経営者は方向性を示し適切なスタッフと予算だけ決めれば良い。
東南アジアを旅するたびにスマホの使用比率に驚かされる。
先進国に比べ明らかにPC使用時間が少なく、その分スマホ使用時間が多い。
その流れはどんどん加速している。
そのことは百も承知で、素早い会社はスマホ対応のホームページに設計変更すると同時に、Facebook、Line、Youtubeのページ等色々な手段でそれらのツールとの連携をはかっている。
ただ、何が本当に効果があるのか、カットアンドトライの状況の企業が多いだろう。
その中で、本記事で強調したいトレンドは、マーケティング先進企業がスマホアプリを企業のリピートファンの入り口として位置づけ、商品紹介、販売だけでなくブランディング目的の活用に力を入れ始めた点である。
< スマホアプリでブランディングする例 > ・ユニクロ (T:9983)の日常に寄り添う「UNIQLO CALENDAR」「UNIQLO WAKE UP」「UNIQLO RECIPE」「UNIQLO ユニクロック」 ・トヨタ (T:7203)の「車の妖精ドライブおやじ」 ・平凡社の「72 seasons」 ・キユーピー (T:2809)の「3分クッキング」 ・電通 (T:4324)の「きんちょうほぐほぐ」 もちろん、ホームページへのリピーターの入り口として、商品の紹介、販売等のアプリは重要であるが、視点を変えた「ブランディング」に徹した戦略も今後重要になる。
スマホアプリの最大の長所は、 (1)閲覧者にとって会員登録のいらない「ゆるい関係」で、いつでもダウンロードや削除ができて、プッシュ通知で欲しい情報を受け取れること。
(今やPCで個人情報を入力したくないし、それが面倒だと考える人が増えている。
) (2)情報発信者にとって、興味を持ったヒット率の高い閲覧者にプッシュ通知で情報を供給できることとリピーターを気楽にどこでもホームページへ導けること。
(お気に入りから探してホームページを見るのに比べて明らかに便利) これまで開発費が高く、Apple/Androidの公式登録に手間がかったスマホアプリだが、ユーザーインターフェイスの進んだ低価格のアプリ開発インフラも整いつつあるので、今後は上記のような大企業だけでなく、中小企業、お店、士業、個人に至るまでスマホアプリでブランディングする時代も近いと思われる。
---- 執筆者名:三竿郁夫 JI Solution Japan 代表 ブログ名:「Japan Inside Thailand -真の日タイ連携を目指して- 」