ベライゾン・コミュニケーションズ（NYSE:VZ）は、同社のストリーミング配信ハブ「+play」にコムキャスト・コーポレーション（NASDAQ:CMCSA）のPeacockサービスを追加すると発表した。今夏のパリ・オリンピックを控え、ComcastがPeacockの値上げを決定したことを受け、6月5日からVerizonの顧客はPeacockを利用できるようになる。広告付きのピーコック・プレミアムは月額7.99ドル、広告なしのプレミアム・プラスは月額13.99ドルで提供される。
さらに、ベライゾンはマイプラン加入者に新しい特典を提供する予定だ。木曜日から、これらの顧客はYouTube Premiumに30％割引で加入でき、料金は月額10ドルになる。この動きは、人気のストリーミングやライフスタイル・サービスを割引料金で提供することで、顧客の価値を高めるというベライゾンの戦略の一環である。
ニューヨークを拠点とする大手通信事業者は、ネットフリックス（NASDAQ:NFLX）やワーナー・ブラザース・ディスカバリー（NASDAQ:WBD）のマックス（Max）などのサービスの割引価格を含むマイプラン・オプションやストリーミング・バンドルに対する顧客の好意的な反応を目の当たりにしてきた。これらのサービスは、顧客の獲得と維持に役立っている。
付加価値を提供するため、ベライゾンはまた、新規および既存顧客に対し、一部のプランでディズニーのストリーミング・サービスを6ヶ月間無料で利用できるプロモーション・バンドルを展開した。さらに、ベライゾンは火曜日にアルティメット・フォンアップグレード・プログラムを導入した。このプログラムは、無制限のアルティメット・ワイヤレス・プランを利用している顧客が、古い端末を下取りに出す際に、利用可能な最高の携帯電話や端末のキャンペーンを提供するものである。
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