カリフォルニア州教職員退職年金制度（CalSTRS）は、テスラCEOイーロン・マスクの560億ドルの報酬パッケージに反対票を投じる意向を表明した。この決定は、月曜日に年金基金の最高投資責任者がCNBCに伝えた。投票は、木曜日に予定されているテスラの株主総会に合わせて行われる。
この動きは、ノルウェーの1.7兆ドル規模の政府系ファンドが土曜日にマスク氏の給与パッケージに反対票を投じる方針を表明したのと同様の姿勢である。マスク氏の報酬に関する株主投票は、今年初めにデラウェア州の判事が当初の契約を無効とした後に行われる。
マスク氏の報酬に関する投票に加え、テスラはデラウェア州ではなくテキサス州での法人設立や、取締役2名の再選などの変更を提案している。再選される取締役の1人は、イーロン・マスクの弟であるキンバル・マスクだ。
このニュースは、テスラにとってコーポレート・ガバナンスの決定という極めて重要な時期に発表された。CalSTRSは、議決権行使の意向の発表以外のコメントは発表していない。
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