トヨタ自動車(株)(NYSE:TM)は、エアバッグの不具合により、グランドハイランダーとレクサスTXのスポーツ用多目的車の生産と納車を停止すると発表した。同社は、米国でこれらの2024年モデルの車両約14万5000台をリコールすると明らかにした。安全上の懸念は、運転席側のカーテンシールドエアバッグが、運転席の窓が開いている場合、ある種の衝突時に正しく展開しない可能性があることが判明したことに起因する。
この3列シートSUVの生産と納車を停止する決定は、問題の解決策が見つかるまでの予防措置である。トヨタは現在、顧客の安全を確保するため、量産車の改善策を検討している。
同社は、グランドハイランダーおよびレクサスTXモデルの生産・納車の再開時期については明らかにしていない。今回のリコールは、顧客がトヨタブランドに期待する安全基準を維持するための重要なステップである。対象となる車両の所有者には、リコールと解決策案が利用可能になり次第、通知される。
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