スポティファイは本日、米国の顧客向けに新しいベーシック・ストリーミング・サービスを開始した。価格は月額10.99ドルで、最新のサブスクリプション・オプションは、プレミアム・プランのストリーミング機能を提供するが、毎月のオーディオブックのリスニング時間は除外される。
この新プランは、6月初めにスポティファイのプレミアム・プランが値上げされたのに続いて登場した。スウェーデンの音楽ストリーミング大手がプレミアム価格を調整し、個人プランは10.99ドルから11.99ドルになった。デュオプランは14.99ドルから16.99ドルに、ファミリープランは16.99ドルから19.99ドルに値上がりした。
プレミアム加入者は、広告なしでオフラインで音楽を聴くことができ、毎月15時間のオーディオブックを聴くことができる。ベーシックプランの導入は、オーディオブック機能を省いた、より手頃な価格のオプションを提供することを目的としている。
スポティファイは、米国を最大の収益市場とみなしており、業績向上に努めている。同社はマーケティング費用を削減し、レイオフを実施して利益率を高めている。これらの措置は、これまでの拡大努力の特徴であったプロモーションや多額の投資に大きく依存することなく、ユーザー数の増加を促進するための広範な戦略の一環である。
新しいベーシック・プランに加えて、スポティファイは今年後半に上位プランを展開する予定だと報じられている。ブルームバーグ・ニュースによると、このプレミアム・プランは同社の最も熱心なユーザーに対応するもので、月額5ドルの追加料金がかかる可能性があるという。優れた音質と、プレイリスト作成や楽曲ライブラリ管理のための高度な機能が提供される見込みだ。
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