50%引き! InvestingProで2025年の市場を超える投資成績を特別セールを請求する

ケンコーマヨ Research Memo(4):有利子負債の削減が続き、手元キャッシュは100億円超に

発行済 2024-12-24 12:04
更新済 2024-12-24 12:15
© Reuters.
*12:04JST ケンコーマヨ Research Memo(4):有利子負債の削減が続き、手元キャッシュは100億円超に ■ケンコーマヨネーズ (TYO:2915)の業績動向

3. 財務状況と経営指標
2025年3月期中間期末の資産合計は前期末比1,927百万円減少の65,443百万円となった。
流動資産では現金及び預金が211百万円、たな卸資産が180百万円増加した一方で、売掛金が1,256百万円減少した。
固定資産では、減価償却が進んだことにより有形固定資産が917百万円減少した一方で、新基幹システムの開発に伴い無形固定資産が127百万円増加した。
新基幹システムについては総額約1,800百万円の投資で、9月より運用を開始している(5年定額償却)。


負債合計は前期末比3,719百万円減少の24,672百万円となった。
有利子負債が977百万円減少したほか、買掛金が2,018百万円、未払金が1,077百万円それぞれ減少したことによる。
また、純資産は同1,792百万円増加の40,771百万円となった。
親会社株主に帰属する中間純利益の計上などにより利益剰余金が1,927百万円増加した一方、その他有価証券評価差額金が171百万円減少した。


経営指標は、有利子負債の削減が進み、自己資本比率で前期末比4.4ポイント上昇の62.3%、有利子負債比率で同3.2ポイント低下の14.5%となるなど財務の健全性が一段と上昇した。
ここ数年は大型の設備投資がなかったため財務体質の強化が進み、ネットキャッシュ(現金及び預金−有利子負債)も100億円を超えるなど大幅に改善した。
同社は2025年3月期からスタートした中長期経営計画のなかで、工場の再編・新設も含めた成長投資を実施していく方針を明らかにしており、手元キャッシュはこうした成長投資や株主還元などに充当していく方針だ。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます