[日本インタビュ新聞社] - ■小容量サイズの総菜類や量販店・外食向けのマヨネーズなど好調
ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は12月24日、2000円(11円安)前後で売買され、小反落模様となっているが、今3月期(2025年3月期)の連結業績予想は純利益を31億85百万円(前期比16.4%増)とし、2018年3月期以来、7期ぶりに最高を更新する見込み。予想1株利益は197円82銭のため、株価2000円での今期予想PER(株価収益率)は10.1倍。2000円以下は概略PER10倍以下になるため割安ゾーンとの見方が出ている。
第2四半期決算(中間期:2024年4~9月、連結)は11月11日に発表し、中間期としては売上高、営業利益とも最高を更新した。今期・25年3月期・通期の連結業績予想は、小容量サイズの総菜類や量販店・外食向けのマヨネーズなどが好調に推移しているほか、鶏卵市況などの影響を受けていたタマゴ加工品が上期に正常化したことなどにより、売上高920億円(前期比3.7%増)、営業利益45億円(同52.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益31億85百万円(同16.4%増)、1株利益は197円82銭を見込む。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)