■決算動向
(2)財務状況と経営指標
システムインテグレータ (T:3826)の2016年2月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比6百万円減少の2,946百万円となった。
このうち流動資産の主な変動要因としては、現預金が386百万円増加した一方で、棚卸資産が320百万円減少した。
また、固定資産はソフトウェアの追加償却の影響もあり30百万円減少した。
一方、負債は前期末比385百万円減少の1,717百万円となった。
主に有利子負債が332百万円減少している。
なお、有利子負債については直近ですべて完済している。
純資産は当期純利益の計上により、前期末比378百万円増加の1,229百万円となった。
経営指標を見ると、自己資本比率は41.7%と前期末比で12.9ポイント上昇し、財務の健全性は大きく改善した。
また、収益性に関してもROEが35.1%、営業利益率が12.6%と2ケタ台に復帰しており、不採算プロジェクト発生による財務・収益面への影響は完全に払拭されたと言えるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
このうち流動資産の主な変動要因としては、現預金が386百万円増加した一方で、棚卸資産が320百万円減少した。
また、固定資産はソフトウェアの追加償却の影響もあり30百万円減少した。
一方、負債は前期末比385百万円減少の1,717百万円となった。
主に有利子負債が332百万円減少している。
なお、有利子負債については直近ですべて完済している。
純資産は当期純利益の計上により、前期末比378百万円増加の1,229百万円となった。
経営指標を見ると、自己資本比率は41.7%と前期末比で12.9ポイント上昇し、財務の健全性は大きく改善した。
また、収益性に関してもROEが35.1%、営業利益率が12.6%と2ケタ台に復帰しており、不採算プロジェクト発生による財務・収益面への影響は完全に払拭されたと言えるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)