■業績動向
(2) 2017年3月期の業績予想
ラクス (T:3923)の2017年3月期通期の業績予想は、売上高で前期比17.3%増の4,782百万円、営業利益で同3.5%増の812百万円、経常利益で同5.0%増の816百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同8.9%増の573百万円と増収増益を見込む。
同社のビジネスモデルからすれば無理なく達成できる数値だろう。
増収率に比べ増益率が低い計画となっているのは、同社が次期主力サービスと位置付ける経費精算システム「楽楽精算」のTVCM費用が影響しているためである。
尚、経常利益率を10%~20%に収まるようにコントロールしながら成長投資をするのが同社の方針である。
(2017年3月期の経常利益率は17.1%の計画) (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
同社のビジネスモデルからすれば無理なく達成できる数値だろう。
増収率に比べ増益率が低い計画となっているのは、同社が次期主力サービスと位置付ける経費精算システム「楽楽精算」のTVCM費用が影響しているためである。
尚、経常利益率を10%~20%に収まるようにコントロールしながら成長投資をするのが同社の方針である。
(2017年3月期の経常利益率は17.1%の計画) (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)