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ボルテージ Research Memo(6):今後の業績推移は注目作が想定通り業績に寄与してくるか鍵となる

発行済 2016-06-14 16:18
更新済 2016-06-14 16:33
ボルテージ Research Memo(6):今後の業績推移は注目作が想定通り業績に寄与してくるか鍵となる
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■業績見通し (1) 2016年6月期通期見通し ボルテージ (T:3639)は2016年6月期通期について、売上高11,500百万円(前期比8.5%増)、営業利益800百万円(同71.2%増)、経常利益800百万円(同64.8%増)、当期純利益400百万円(同72.0%増)を予想している。
これらの数値は期初予想から変更はない。
第3四半期までの進捗から逆算すると、会社予想を達成するには、第4四半期において売上高2,928百万円(前年同期比7.5%増)、営業利益356百万円(同46.9%増)を達成する必要がある。
売上高については、第3四半期までは堅調な推移をみせているが、第4四半期の成否を占うのは快進撃を続ける『恋乱』や『ダウト』、そして同社初のパズルゲーム『ラブスク』が想定通り業績に寄与してくるかどうかということになるだろう。
一方営業利益の進捗については、売上と比較すると厳しい見方もできるが、先述の通り、パズルゲームなど新たな取り組みをスタートする中、これらの今後の状況次第では達成可能性がまだあると考えている。
経費に関しては、同社によれば、2016年6月期第4四半期に関しては大型CM出向などの予定はないようだ。
広告費は収益拡大の必要経費というのが同社の基本的なスタンスであることは変わらないが、同社が社内基準に照らしたうえで、効率的な使用を念頭に広告投下を行っていることは第3四半期決算のところで説明したとおりであり、経営に対する高い安心感があると弊社では評価している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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