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主な増減要因を見ると、現金及び預金が417百万円、のれんが297百万円それぞれ減少した一方で、「サ高住」物件の開業等により有形固定資産が3,003百万円増加した。
一方、負債は前期末比870百万円減少の38,581百万円となった。
有利子負債が3,181百万円減少し、買掛金が926百万円、未払法人税等が466百万円、リース債務が345百万円増加した。
また、純資産に関しては前期末比4,129百万円増加の10,265百万円となった。
利益剰余金が1,487百万円増加したほか、公募及び第三者割当増資による新株式発行並びに自己株式の処分により2,815百万円を調達したことが増加要因となった。
増資及び自己株式処分により、有利子負債の削減を進めたことで、自己資本比率は前期の12.7%から20.3%に上昇し、財務体質の改善が進んだ。
今後は当面、大きな設備投資の予定がないことから、自己資本比率の向上が継続していくものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)