■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 142.63/65 1.0988/92 156.75/79
NY午後5時 143.32/35 1.0982/86 157.42/46
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の142円後半。米国債の格下げを受けドルは軟調な取引で始まり、午後には日経平均の大幅安でリスクオフの円買いが入った。市場では、基調としては日米金利差を意識したドル高傾向が続くとの声は多いが、経済指標などで米経済の先行きを見極める必要があるとの指摘も出ている。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 32707.69 -768.89 33123.12 32,628.29─33,158.58
TOPIX 2301.76 -35.60 2316.14 2,296.42─2,328.64
プライム指数 1184.60 -18.36 1192.82 1,181.92─1,198.44
スタンダード指数 1117.90 -4.91 1119.80 1,117.08─1,122.99
グロース指数 985.85 -10.34 990.49 984.25─993.89
東証出来高(万株) 183485 東証売買代金(億円) 44846.22
東京株式市場で日経平均は、前営業日比768円89銭安の3万2707円69銭と、3日ぶりに反落して取引を終えた。前日の米国株式市場でのハイテク株安に加え、格付け会社フィッチが米長期債格付けを引き下げたことなどが嫌気された。日経平均はこのところ急ピッチで上昇したため、利益確定売りを急ぐ動きもみられた。日経平均は一時800円超安となった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが287銘柄(15%)、値下がりは1503銘柄(81%)、変わらずは45銘柄(2%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.07
ユーロ円金先(23年9月限) ───
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.070%になった。前営業日(マイナス0.063%)から低下した。ただ「大手行の調達ニーズが少し上向き、レートには下げ止まり感も出てきた」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・23年9月限 146.73 (-0.32)
安値─高値 146.67─146.94
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.625% (+0.035)
安値─高値 0.625─0.600%
国債先物中心限月9月限は前営業日比32銭安の146円73銭と大幅反落して取引を終えた。米金利上昇や日銀のイールドカーブ・コントロール(YCC)の運用柔軟化を受けた売りが再燃した。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比3.5bp上昇の0.625%。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.22─0.12
3年物 0.31─0.21
4年物 0.39─0.29
5年物 0.47─0.37
7年物 0.65─0.55
10年物 0.87─0.77