[ベルリン 2日 ロイター] - ドイツのハベック経済相とリントナー財務相は2日、欧州連合(EU)によるロシア産原油輸入の即時停止について支持する用意があると明らかにした。独がこれまでの慎重姿勢を転換し、経済的コストが発生しても対ロシア制裁を支持する方針を示した格好。
EUはこの日、緊急エネルギー相会合を開き、ロシア産エネルギー輸入を巡り協議を行っている。
ハベック経済相はブリュッセルでの協議に先立ち、「ドイツはロシア産原油の禁輸に反対しているわけではない。もちろん負担は重いが、われわれにはその準備ができていると考える」と述べた。
リントナー財務相も独メディアに対し、独経済は即時禁止を乗り越えられると語った。