シンワアートは、13日の引け後に16年5月期上期業績を発表している売上高は前年同期比111.5%増の17.26億円、営業利益は1.69億円(前年同期は1200万円の赤字)、経常利益は1.6億円(同1500万円の赤字)、最終利益は9600万円(同2400万円の赤字)と各利益は黒字着地となった
オークション事業では、主力の近代美術オークションが、前年同期比で出品点数22.9%減、落札点数15.7%減とともに減少したものの、平均落札単価は同2.2%と微増また、エスティメイト下限合計額に対する落札価額の伸び率も平均で同142.2%と高水準で推移したこのほか、近代陶芸オークション、近代美術Part2オークションも好調エネルギー事業に関しては、セグメント別で黒字化を達成しているなお、太陽光発電施設に付保する損保の代理店業を手掛けるエーペックでは、海外での再保険会社(セル・キャプティブ)設立及び保険商品を通じてのより効率的な事業運営を提案する事業を新しく開始する予定
通期計画に関しては、売上高は前期比11.9%増の32.97億円、営業利益は同238.3%増の2.63億円、経常利益は同369.4%増の2.47億円、最終利益は同878.8%増の1.6億円と大幅な増益を見込んでいる