[ワシントン 18日 ロイター] - 米上院は18日、駐ウクライナ大使にベテラン外交官のブリジット・ブリンク氏を充てる人事を全会一致で承認した。このポストは3年間空席となっていたが、米政府がウクライナへの支援を強化する中、超党派でのスピード承認となった。
同日にはウクライナの首都キーウ(キエフ)の米大使館が再開。米国は2月24日のロシアのウクライナ侵攻を受け、3カ月にわたってキーウの大使館を閉鎖していた。
上院は週内にも、約400億ドルのウクライナ支援法案を可決する見通し。同法案は既に下院を通過している。
ブリンク氏は25年間にわたりキャリア外交官を務め、国務省や国家安全保障会議(NSC)の要職も歴任。現在は駐スロバキア大使。