[ワシントン 26日 ロイター] - 米商務省が26日発表した8月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比8.7%減の67万5000戸となった。米国の30年物固定住宅ローン金利が7%を超えたことを受け、市場予想(70万戸)を上回る落ち込みとなった。
7月の販売戸数は71万4000戸から73万9000戸に上方改定された。
8月の前年同月比は5.8%増だった。
米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、需要が多い30年固定住宅ローンの平均金利は先週7.19%と2001年7月以来の高水準となった。
地域別の販売戸数は、西部、中西部、人口密度の高い南部で減少。一方、北東部では増加した。
8月の販売価格の中央値は43万0300ドルで、前年同月比2.3%下落した。
8月末時点の新築住宅の在庫は43万6000戸で、7月の43万1000戸から増加した。8月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は7.8カ月。前月は7.0カ月だった。