週明け28日の中国本土市場は値上がり。
主要指標の上海総合指数は、前営業日比31.13ポイント(0.93%)高の3362.65ポイントと続伸した。
約1年8カ月ぶりの高値水準を切り上げている。
上海A株指数も上昇し、32.61ポイント(0.93%)高の3521.75ポイントで取引を終えた。
年金資金の流入期待が根強い。
新規定に基づく養老保険基金(年金基金)の運用がすでにスタートするなか、「投資余力は大きい」との見方が流れている。
これまでに公表された主要企業の中間決算に関して、増益や増配を決定する企業が多いことも投資家の買い安心感を誘った。
業種別では、証券株の上げが目立つ。
中国銀河証券(601881/SH)や東方証券(600958/SH)などがストップ高した。
政府系の機関投資家が第2四半期に証券株を買い入れている——と伝わったことや、8月から本土株式市場が活況を呈していることが支援材料となっている。
東方証券に関しては、中間期の4割増益も好感された。
IT関連株も急伸。
金融機関向けセキュリティーソフトの深セン市金証科技(600446/SH)とシステム開発の東軟集団(600718/SH)がそろって3.4%高で引けた。
ベンチャー企業株で構成される深セン創業板指数も1.7%高と続伸。
構成銘柄の8割近くが上昇した。
創業板を巡っては、現地メディアが今月14日、「国家隊」と呼ばれる政府系の機関が今年第2四半期(4~6月)にかけて、同市場に大口の資金を投入していたと報じた。
このほかゼネコンや建機のインフラ関連株、石油や石炭のエネルギー関連株、海運株、不動産株なども高い。
非鉄やレアアース、グラファイト(黒鉛)、建材などの素材株も物色された。
外貨建てB株相場も値上がり。
上海B株指数が2.78ポイント(0.82%)高の341.93ポイント、深センB株指数が1.60ポイント(0.14%)高の1155.50ポイントで終了した。
【亜州IR】
主要指標の上海総合指数は、前営業日比31.13ポイント(0.93%)高の3362.65ポイントと続伸した。
約1年8カ月ぶりの高値水準を切り上げている。
上海A株指数も上昇し、32.61ポイント(0.93%)高の3521.75ポイントで取引を終えた。
年金資金の流入期待が根強い。
新規定に基づく養老保険基金(年金基金)の運用がすでにスタートするなか、「投資余力は大きい」との見方が流れている。
これまでに公表された主要企業の中間決算に関して、増益や増配を決定する企業が多いことも投資家の買い安心感を誘った。
業種別では、証券株の上げが目立つ。
中国銀河証券(601881/SH)や東方証券(600958/SH)などがストップ高した。
政府系の機関投資家が第2四半期に証券株を買い入れている——と伝わったことや、8月から本土株式市場が活況を呈していることが支援材料となっている。
東方証券に関しては、中間期の4割増益も好感された。
IT関連株も急伸。
金融機関向けセキュリティーソフトの深セン市金証科技(600446/SH)とシステム開発の東軟集団(600718/SH)がそろって3.4%高で引けた。
ベンチャー企業株で構成される深セン創業板指数も1.7%高と続伸。
構成銘柄の8割近くが上昇した。
創業板を巡っては、現地メディアが今月14日、「国家隊」と呼ばれる政府系の機関が今年第2四半期(4~6月)にかけて、同市場に大口の資金を投入していたと報じた。
このほかゼネコンや建機のインフラ関連株、石油や石炭のエネルギー関連株、海運株、不動産株なども高い。
非鉄やレアアース、グラファイト(黒鉛)、建材などの素材株も物色された。
外貨建てB株相場も値上がり。
上海B株指数が2.78ポイント(0.82%)高の341.93ポイント、深センB株指数が1.60ポイント(0.14%)高の1155.50ポイントで終了した。
【亜州IR】