翻訳センターは、10日の引け後に16年3月期上期の決算を発表した売上高は前年同期比2.2%減の42.62億円、営業利益は同12.9%減の1.34億円、経常利益は同19.4%減の1.26億円、最終利益を同28.9%減の6100万円と減収減益の着地となったもっとも減収減益については期初発表の2Q計画に織り込み済みであり、通期ベースではほぼ計画通りに推移する見込み
翻訳事業に関しては、特許分野で企業の知的財産部署からの受注が堅調に推移したほか、米国特許法改正による英日案件の一時的増加もあり売上高が増加また、医薬分野では、プリファードベンダー契約を締結している外資製薬会社からの安定した受注に加え、国内製薬会社からの受注が拡大したことから売上高増と翻訳関連のセグメント売上高は増加した一方、派遣事業が前期に人材紹介事業の子会社売却などが影響して売上減となったほか、通訳事業も受注減少となった
通期計画に関しては、売上高を前期比3.3%増の95.0億円、営業利益を同8.9%増の5.5億円、経常利益を同9.4%増の5.5億円、最終利益を同13.0%増の3.2億円と据え置いている