[上海 27日 ロイター] - 中国のスマートフォンメーカー、小米科技(シャオミ) (HK:1810)が27日発表した第3・四半期(9月30日まで)決算は、売上高の伸びが過去最低となった。同国では国内スマートフォン販売が低迷しているほか、競合する華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]がシェアを伸ばしている。
スマホ事業の売上高は8%減の323億元。販売台数は3210万台で、前年同期から約100万台減少した。
総売上高は5.5%増の536億6000万元で、リフィニティブがまとめたアナリスト予想とおおむね一致した。
シャオミは国内の低迷を海外販売で補おうとしているが、これを受けて第3・四半期の販促費などは16%上昇した。
一時項目を除く利益は34億7000万元で、前年同期の28億9000万元から増加した。
雷軍最高経営責任者(CEO)は先月、2020年に高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムに対応したスマートフォン10機種以上の発売を計画していると明らかにした。