[ブリュッセル 20日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が20日発表した2023年第1・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)は前期比で横ばいと、6月の前回発表の0.1%減から改定した。22年第4・四半期は前期から0.1%減っていた。
この改定により、ユーロ圏20カ国は23年第1・四半期にテクニカルリセッション(2四半期連続のマイナス成長)に入らなかったことになる。前回発表時点ではテクニカルリセッションに陥ったと見られていた。
第1・四半期の前年同期比は1.1%増と、前回発表の1.0%増から上方改定された。22年第4・四半期の前年同期比は1.7%増と、前回発表の1.8%増から下方改定された。