[カービスベイ(英イングランド) 11日 ロイター] - 主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)が英コーンウォールで11日開幕した。議長国を務めるジョンソン英首相は、今回のサミットが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)から教訓を得るための機会になると言明した。
ジョンソン首相はG7や欧州連合(EU)の首脳らに対し、「パンデミックから学び、過去18カ月ほどの間に間違いなく犯した過ちを繰り返すことのないよう確実にするために、このサミットの開催は必要だった」とし、「われわれの経済を回復させることを確実にする必要もある」と語った。
また、フランス大統領府によると、G7首脳会議に先立ち行われた調整会議では、EU首脳らは中国がシステミックな競争相手かつ世界的な問題におけるパートナーという認識で一致。G7中に、バイデン米大統領と中国について協議する計画。
さらに、新型コロナワクチンを途上国に分配する取り組みで合意し、2022年3月までにアフリカを中心に途上国の人口の60%の接種実現を目指すという。