【大幅高となる】18300-18500円のレンジを想定=村瀬 智一
5日のNY市場は上昇。
注目されていたイタリア国民投票の結果を受けた市場反応は、先行き不透明感が解消したとの見方から買いが先行。
原油相場の上昇やISM非製造業景況指数が予想を上振れたこと等も材料視されていた。
ダウ平均は45.82ドル高の19216.24、ナスダックは53.24ポイント高の5308.89。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円高の18405円。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行の展開になろう。
5日線が18365円処に位置しており、これを突破してくるかが注目される。
また、ボリンジャーバンドの+1σは18320円処に位置しており、これをクリアして始まるようだと、リバウンド機運が高まりやすい。
一目均衡表では雲を上放れての推移が続いているが、支持線として意識されていた転換線を下回ってきている。
転換線は18400円近辺に位置しておりハードルが高いが、これを捉えてくるようだと、先週の長い上ヒゲの吸収を意識したトレンドが期待されてくる。
ボリンジャーバンドのバンドが拡大する中で+1σへの調整を見せている間、+2σは18888円まで切り上がっており、上値余地は大きい。
18300-18500円のレンジを想定する。