【ブラジル】ボベスパ指数 89992.73 -0.04%17日のブラジル市場は3日続落。
主要指標のボベスパ指数は前日比31.72ポイント安(-0.04%)の89992.73で取引を終えた。
91320.54から89408.93まで下落した。
中盤は上値を追う展開も示したが、その後は再び売りに押された。
通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた。
また、米中対立の激化を受け、リスク回避の売りも継続した。
一方、指数の下値は限定的。
最近の下落で値ごろ感が強まり、中盤には買い戻しが広がった。
【ロシア】MICEX指数 2577.48 -0.14%17日のロシア株式市場は小反落。
主要指標のMOEX指数は前日比3.63ポイント安(-0.14%)の2577.48で取引を終了した。
2569.10から2587.26まで下落した。
終盤にプラス圏を回復したが、引け間際に再びマイナス圏に転じた。
米中対立の激化が警戒され、リスク回避の売りが広がった。
また、最近大幅に上昇したガスプロム(GAZP)に利益確定売りが広がったことも足かせとなった。
一方、指数の下値は限定的。
資源銘柄の一角に買いが広がったことが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 37930.77 +1.44%17日のインドSENSEX指数は続伸。
前日比537.29ポイント高(+1.44%)の37930.77、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同150.05ポイント高(+1.33%)の11407.15で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。
最近の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが広がった。
また、前日の米株高や堅調な米経済指標なども支援材料。
このほか、利下げ期待が高まっていることなどが指数をサポートした。
【中国本土】上海総合指数 2882.30 -2.48%17日の上海総合指数は値下がり。
主要指標の上海総合指数は、前日比73.41ポイント安(-2.48%)の2882.30ポイントと3日ぶりに反落した。
米中対立の激化を不安視。
米商務省は16日、中国通信機器メーカー大手の華為科技(ファーウェイ)とその関連会社68社を対象に、米国製品の輸出を事実上禁止する規制を同日付で正式に発効したと官報で告知した。
中国側は猛反発し、報復措置の導入を示唆している。
また、中国国営メディアは17日、「最近のトランプ米大統領には誠意がほとんど感じられず、中国は米国との協議継続について、今は関心がないだろう」とする論税記事を掲載した。
人民元安の進行も逆風となった。