サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

金融サービスのジェーン・ストリート・キャピタル、ビットコイン取引を開始【フィスコ・ビットコインニュース】

発行済 2018-03-20 15:15
更新済 2018-03-20 16:00
金融サービスのジェーン・ストリート・キャピタル、ビットコイン取引を開始【フィスコ・ビットコインニュース】
米国や欧州などに拠点を置く金融サービスのジェーン・ストリート・キャピタルがビットコイン(BTC)の取引を開始したと報じられている。
同社はニューヨーク、ロンドン、香港などを拠点として、株式や債券、先物などの取引を手掛けている。


ビットコインをはじめとした仮想通貨は各取引所での価格差が大きくなりがちで、裁定取引(アービトラージ)の機会が多い。
相対的に価格の高い取引所で売り注文を入れる一方で、価格の低い取引所で買い注文を入れることで、価格変動のリスクを負わずに収益を上げることが同社の取引の狙いではないだろうか。


加えて、米ゴールドマン・サックスや米JPモルガンなどの金融大手の影響もあるようだ。
ゴールドマン・サックスは従前にトレーディング・デスクを設置するとの報道がなされたほか、最高経営責任者(CEO)のロイドブランクフェイン氏がビットコイン先物の提供に前向きな姿勢をみせている。
また、JPモルガンはシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)やシカゴ・オプション取引所(CBOE)が提供するビットコイン先物の取扱いを行っている。


一方で、ジェーン・ストリートは「オーキャムル」と呼ばれるプログラミング言語を使用している点が先行する大手2社とは異なっている。
オーキャムルは市場の変化にあわせてトレーダーが迅速に注文を行うのに役立つとされており、同社はソースコードの一部を一般に公開している。
ただ、このプログラミング言語が仮想通貨のトレーディングにどう役立つかは不明な点も多いようだ。


3月上旬に120万円台をつけて以来、調整局面の続くビットコインだが、いまだ各取引所間での価格差は大きく、こうした価格差を利用したサヤ取りに目を付けた機関投資家も多いようだ。
ただ、大口の参入が相次げば自然と価格差もなくなっていくことが予想される。


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます