[29日 ロイター] - 中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]は、米国の地方通信事業者が政府補助金を利用して同社製品を購入することを禁止するという米連邦通信委員会(FCC)の決定を不服として提訴することを決めた。米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が複数の関係筋の話として伝えた。
FCCは前週、ファーウェイと中興通訊(ZTE) (SZ:000063)を安全保障上の脅威として指定することを全会一致で決定。既存の通信ネットワークから両社製の機器を取り除くことも提案した。[nL3N2823F9]
WSJによると、ファーウェイは来週、FCCの決定に対する異議申し立てをルイジアナ州ニューオーリンズの連邦第5巡回控訴裁判所に行う見通し。また、本件について来週、深センの本社で発表する予定という。