[6日 ロイター] - 米ツイッターは5日、アップルの基本ソフト(OS)「iOS」搭載端末でのアプリ利用者に、月額7.99ドルで一般向けに青色の「認証済みバッジ」を付与する新サービスを開始すると通知した。
芸能人、企業、政治家など著名人のアカウントが本物であることを示すために付与していた青色のチェックマークと同じものが、名前の横に付くとした。
ツイッターを買収した米実業家イーロン・マスク氏によるサービス変更第1弾となる。今後、どのようにユーザーの身元を確認するかは不明。
同社のサブスクリプション(継続課金)サービス「ブルー」をアップデートする形で認証バッジを有料化する。ただ、5日時点で「ブルー」の月額は4.99ドルで据え置かれたままで、新サービス開発を担当する幹部、エスター・クロフォード氏は「新たなブルーの提供はまだ」と投稿した。
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は6日、ツイッターが新サービスの提供を米中間選挙後に延期すると報じた。
ツイッターの通知によると、新たなサービスには広告を半減したり、従来より長い動画の投稿を可能にする機能が含まれる。
マスク氏はツイッターのサービスから直接得る収益を拡大し、広告依存度を低下させる考えを表明している。
新たなサービスは当初、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、英国で提供。マスク氏はこれらの国々で問題がないことが確認でき、翻訳作業が終了し次第、世界各地に広げると投稿した。