[ワシントン 8日 ロイター] - 米小売大手ウォルマート (N:WMT)のカリフォルニア州の従業員が同社の銃器販売に抗議する署名運動を始め、これまでに約4万5000人の署名が集まっている。
31人が死亡したテキサス州とオハイオ州の銃乱射事件を受け、カリフォルニア州のウォルマートで働く23歳の男性が署名運動を始めた。
抗議書は、テキサス、オハイオ州の惨事を受け、ウォルマートが行動を取らないことに不満を表明。「ウォルマートが銃器や銃弾から得る利益に抗議する」とした。また、週末に起きた銃乱射事件は米国に蔓延する銃による暴力の一角に過ぎないと訴えた。
ウォルマートは銃器の小売販売で国内最大。テキサス州の乱射事件はウォルマート店舗で起きた。しかし、ウォルマートはこれまで、銃や銃弾を販売する経営方針を変更していない。