[マドリード 30日 ロイター] - スペイン統計局が発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)確定値は前期比0.4%増となった。速報値(0.5%増)からやや下方改定された。
第1・四半期の0.5%増から小幅に鈍化した。
第2・四半期のGDPは、前年比では2.0%増加した。伸び率は市場予想(2.3%増)と第1・四半期の2.2%増を下回った。
スペイン中央銀行は今月に入り、2019年の成長率予測を2%とし、6月に示した予想(2.4%)から下方修正した。
ただスペイン経済は2013年に長引く不況から脱却した後、一貫して欧州の平均を上回る成長を達成している。2019年の成長率予想はユーロ圏の成長率予想(1.1%)のほぼ2倍となっている。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20190930T075931+0000