[1日 ロイター] - ゼネラル・エレクトリック(GE) (N:GE)傘下の米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した11月1日までの週の国内石油掘削リグ稼働数は、前週比5基減の691基と2017年4月以来の低水準だった。
減少は2週連続。原油生産が過去最高水準にあり価格を圧迫しているため、独立系探査・生産(E&P)が投資を削減している。
減少は11カ月連続で過去最長。その一方で生産性の向上などにより原油生産は増加し続けている。
年初からの国内のリグ稼動数は平均968基だった。
金融サービスのコーエンは今週、独立系E&P会社の掘削関連の設備投資が2019年は前年比5%減少するとの推計をまとめた。独立系が約11%減となる一方、大手は約16%増加するとしている。
コーエンが調査対象としているE&P会社47社のうち11社が2020年の投資見通しを発表し、このうち前年から増額を予定しているのは2社、減額は9社となった。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20191104T002003+0000