[国連/ワシントン 7日 ロイター] - 北朝鮮の金星国連大使は7日、非核化は米国との交渉のテーブルから外れたとし、米国との長期にわたる協議は必要ないとの認識を示した。
金大使は米国の交渉姿勢について、国内の政治的な思惑から時間稼ぎをしていると批判。「米国と長々とした対話をする必要はない。非核化はすでに交渉のテーブルから外れた」と表明した。
一方、トランプ米大統領はここ最近の米朝の緊張の高まりを重要視しない姿勢を見せ、金正恩朝鮮労働党委員長との良好な関係を強調した。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「北朝鮮が敵意のある行動に出れば意外だ」と述べ、「金委員長は私が大統領選を控えていることを知っている。彼がその妨げになるようなことをしたがるとは思わないが、様子を見よう」と発言。「関係は非常に良好だ。ただ、一定の敵意があることも確かだ」と述べた。
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