[ブリュッセル 24日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州委員会は24日、2015年イラン核合意をいかに維持していくかについて、合意参加国の中国、ロシア、フランス、ドイツ、英国が2月26日にウィーンでイランと協議すると発表した。
イラン核合意を巡っては、英仏独3カ国が1月14日、イランが合意義務に違反していると認定して紛争解決メカニズム(DRM)を発動。DRMに基づく当事国の協議で解決しなければ、国連安全保障理事会に通知し、安保理が対イラン制裁を再開するか決定することになる。
欧州委員会のボレル副委員長兼外交安全保障上級代表(外相に相当)は2月4日にイランを訪問した際、EUとしては安保理への通知を避けるために協議の期限を無期限延期する方針を示していた。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200225T001434+0000