[ウェリントン 11日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は11日、データシステムが不正アクセスされたことについて、同システムは外部のアプリケーションで他のユーザーも被害を受けており、同中銀を標的としたハッキングではないと説明した。
不正アクセスされたのは、アクセリオン社(本拠:米カリフォルニア州)が提供するファイル共有サービス。
オア中銀総裁は、調査期間中はこのファイル共有サービスの利用を停止しており、影響を完全に把握するには時間を要するとの見通しを示した。
不正アクセスに誰が関与しているかや、不正アクセスがどのように発見したかなどについては、調査や対応策に影響を及ぼす可能性があるとして、明らかにしなかった。