[北京 3日 ロイター] - 中国のインターネット規制当局である国家インターネット情報弁公室(CAC)は3日、100万人以上のデータを保有するサービスプロバイダーに対し、少なくとも年1回のコンプライアンス(法令順守)監査を受けることを義務付ける規則案を発表した。
これらのプロバイダーは海外にデータを提供している場合、当局が任命した機関によるセキュリティー審査を受ける必要があるという。
また、任命された機関は10万人以上のデータを保有するサービスや1万人以上の機密データを保有するサービスも審査しなければならないとした。
保有するユーザーデータが100万人未満のサービスは少なくとも2年に1回、コンプライアンス監査を受ける必要があるという。
中国は近年、特に海外に流れるデータや情報の管理を強化している。